私が学生時代だった昭和の終わり~平成の初期は、バイトに応募するとまず電話をかけて「面接に来てください」と言われ、履歴書を持って面接に行き、採用か不採用かの連絡を待つ、という流れが多かったように思います。
不採用の場合も、電話か履歴書返送で知らせてくれることが多く、宙ぶらりんになることはほとんどありませんでした。
ところが、早期退職してセミリタイヤ生活を始めた今、私はバイトに応募して「なしのつぶて」を2回経験しました。しかも、面接にすら呼ばれないパターンもありました。
「不採用ってどう通知されるのか」という小さな疑問から始まった体験ですが、世代感覚と時代の変化をはっきり感じることになりました。

目次
不採用通知の4パターン
①書類送付後の音信不通 — 「検討中」は永遠に連絡が来ない
- 応募先: 不動産管理系会社(インディードから応募)
- 経緯: 応募翌日に「履歴書と職務経歴書をお送りください」と案内され、書類を送付(インディード内からファイル添付送付)。すぐに「検討しますので少々お時間ください」と返信あり。
- 結果: その後一切連絡なし。面接にすら呼ばれず、いつ不採用になったのかすら分からないまま。
- 感想: 待たされるだけで無駄な時間を消費。正直、不誠実に感じる。でも、今の時代は応募者が多く、企業側も連絡を省略するのが普通らしい、と割り切るしかない??
②自動返信だけで放置 — AI時代のサイレント不採用?
- 応募先: レンタカー系会社(タウンワークから応募)
- 経緯: 応募直後に自動返信メール「担当者からご連絡します」とだけ届く。
- 結果: その後、何週間経っても連絡なし。
- 感想: こちらとしては待つしかなく、やきもきする。50代には不誠実に感じるが、若い世代にとっては「自動返信だけで終わるのは普通」らしい。ここも「現代の常識」と割り切るしかない??

③即不採用メール — 年齢フィルターはやっぱり存在する
- 応募先: 介護施設系食品発注事務職(バイトルから応募)
- 経緯: 応募翌日に「検討いたしました結果、今回はご縁がありませんでした・・・」的なメールが届く。履歴書は提出しておらず、バイトルの登録情報のみで判断された模様。
- 結果: 年齢(50代)が理由と推測。
- 感想: いきなり不採用通知でモヤモヤはあるものの、連絡が早いため次の応募にすぐ切り替えられる。即答してくれるので、まだ納得できる部類。
④面接後のきちんと通知 — 誠意ある断り方
- 応募先: セレモニー会社(葬儀社スタッフ、タウンワークから応募)
- 経緯: 面接の案内 → 履歴書持参で翌日面接 → 「1週間以内に結果をご連絡します」と言われる。
- 結果: 約束通り8日目に不採用通知。
- 感想: 面接して対応してくれたので、断られても納得感がある。不採用は残念だったが、これは自分がこの仕事には合わないかもと判断されただけ。なので誠意を感じられる対応には安心感が持てた

全体感想とまとめ
④は納得できる。③も即連絡で切り替えやすく、まあ納得。①と②は不誠実に感じるけれど、今の時代はこういう対応が普通なのだと割り切るしかない。
つまり、50代セミリタイヤ世代としては我々の若い頃と断られ方(不採用通知)が変わっていて違和感が大きい。
ただ、文句を言っても始まらないので、「現代のバイト業界の常識はこんなもの」と理解し受け入れることで、精神的にも次の応募にスムーズに動ける、ということではないかと思います(あくまでも私見です)。
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