私は2022年の夏場に早期退職しました。
その時点では、今流行りのChatGPTは存在していませんでした。
ただ、もし私が早期退職する前にChatGPTがあったら?と思い、その当時に戻ったつもりで、早期退職をすべきかどうかをChatGPTに相談してみました。
ChatGPTへの質問1の概要:早期退職したほうがいいか否か自分で判断がつかないので、ChatGPTのアドバイスが欲しい
最初の質問では、私のおかれた詳しい状況を伝えずにアドバイスを求めたので、このようなオーソドックスで教科書的な回答が返ってきました。
次に、私が早期退職募集の際に置かれていた状況を詳細に書き、再度判断をChatGPTに委ねました。
ChatGPTへの質問2の概要:経済的な不安はあるが今の仕事が苦痛で耐えられずない。決断まで与えられた時間もない。こういう状況を踏まえて、ChatGPTのアドバイスが欲しい
具体的な私の状況を伝えると、今回は文末で「ご相談者さんの状況から、早期退職を選択することも選択肢の一つとして考えることができます」という、背中を押してくれる回答が得られました!
ChatGPTの回答は、段階的に筋道を立てて書かれていますので、自分で判断がつかなくなっている私の頭の中を整理してくれるような感覚にもなりました。
私が辞める際、同じ職場の方でもいわゆる「配偶者(嫁)ブロック」「親ブロック」にあい、辞める決断が出来ずに会社に残った方も何人かいらっしゃったことを思い出します。
ただ、そういったブロックで早期退職を阻まれた方は、100%と言っていいほど経済的な不安を周りから煽られた結果だと思います。
なので究極は「精神を蝕もうが何しようが、再就職のあてがないのならば辞めるな!」という圧力に屈した、ということになります。
こう考えれば、そういったブロックは「旦那(親ブロックの場合は息子)を一人の生身の人間として扱っていない」ということになると思いませんか?(笑)・・・(笑い事ではないんですけど)
それに比べれば、ChatGPTのアドバイスの方が断然人間らしいですし、優しいと感じます。
経済的不安もあるでしょうが、人生で一番大事なのは健康だ、ということを人工知能であるChatGPTは分かっているのです!
しかし今の日本はどうでしょうか?
パワハラ・セクハラ上司のせいで精神を病むサラリーマンやOLが多発していますし、毎日苦痛で仕方なく、やり甲斐も感じない仕事を嫌々やらされている労働者の数は莫大な数にのぼります・・・
日本はこれでいいのでしょうかね??