4月4日にBSテレ東の日経ニュースプラス9を見ていて改めて感じたことがあります。
それは、50代で会社を辞めた人(会社都合の早期退職やリストラ)の再就職はやはり厳しいんだという点です。
番組前半は今後の日本の労働不足を憂う内容
この日の番組では、昨今話題の人手不足についての内容が取り上げられていました。
番組前半は今後の日本は働き手が不足し、その対策を考えないといけない・・・的なものだったのですが、この内容自体は今さら始まったことではないですね。
私が気になったのは、番組後半にコニカミノルタが2,400人規模のリストラをする予定と報道された箇所なのです。
リストラや早期退職した人を労働市場で活用出来ないか?という方向の提案などは一切ない
労働力が不足する=それを補わねばならない、というのは当たり前の理屈です。
従ってこの4月4日のBSテレ東の日経ニュースプラス9のニュースの流れから行くと、番組前半で人手不足が深刻なのを報道しているわけですから、番組後半のコニカミノルタの人員削減で余剰人員が労働市場に流れる人を活用出来ないのか?という風な話になってもおかしくはないと思います。
ただ、そういった提案は番組内でコメンテーターの方からは一切ありませんでした。
つまり、早い話「リストラされた中高年はいらない」というのが一般的な労働市場での評価なのでしょう。
ちなみに私は別に今さら再就職したいと言っているわけではありません。
ただ、このような「あてにされていない」状況にもかかわらず、退職直後にお世話になった再就職支援会社で「長年1つの会社で働いていた方は再就職にあたって有利です」と言われたことが未だに腑に落ちません。
ちなみにこの再就職支援会社って、テレビCMでもよく名前を聞く大手さんです(退社前の会社からの紹介で登録したわけですが、退職後2年経っても私は再就職出来ず無職で、結果的にFXトレーダーになりました(笑))。
50代の早期退職者よりも断然頭がいいのは?
これは言うまでもなく昨今話題のAIですね。
以下の動画ですが、FlexClipという自動動画生成サイトで、動画編集技術が幼稚園レベルに未熟な筆者でも数分で出来てしまいました。
このFlexClipには「AIビデオスクリプト」というツールがあり、そこに「50歳前後で会社をリストラされ、再就職も出来なくて毎日することがない人へのアドバイス動画(日本語で)」というプロンプトを入れただけで字幕、内容に沿った画像、BGMを勝手にAIが組み合わせてあっという間に動画が完成しました(動画内のアドバイスはいかにもAIという雰囲気の当たり障りのないものですが、超短時間で動画が出来る点を大いに評価したいです)。
AIの進化のスピードは速く、いずれは日本の人手不足を助けてくれる心強い存在になるのは間違いないでしょうね。
それに比べて50代で早期退職やリストラされた我々なんてAIに比べて断然仕事は遅くいし覚えも悪いでしょうから、そりゃアテにされませんよね・・・(笑)。
昨年何度かコメントさせていただいた者です。
日本で人手不足と言っているのは「働き手不足」であって、中高年は働き手とは認識されてないので不要扱いです。私が周りでは50代は早期退職、給料減、嘱託契約打ち切りなどで切られている話をよく聞きます。
一つの会社に長く勤めていた人が転職で有利になるというのは同じ業界に進めた場合だけで、異分野転職だとかえって敬遠されます。結局、働かなくても大丈夫なくらいの資産を築けていなければ安心できる良い50代は過ごせないというのが現実だと思います。米国は日本よりこの傾向が強く、今FIREする人が増えています。
コメントありがとうございます。
以前、ブログにコメント頂いておりまして、突如として更新しなくなって申し訳ございませんでした。
50代おじさんさんが書かれているような50代退職者の現実が辞めて日が経つにつれて身に染みて分かってきたので、昨今は自分でお金が作れる唯一の手段は投資だと強く認識し、FXとインデックス投資に邁進しております。
今日もブログと動画をアップしたのですが、人手不足と言いつつも、50代は社会の戦力ではないようですね(笑)。ならば投資含めた別の手段で労働市場以外からお金を作る手段をこの先も模索していこうと思っています。