割増退職金の切り崩しと、必要な年間収入
以前、私はブログで「割増退職金を定期的に切り崩して生活できる」と実感できれば、不安が軽くなるという記事を書きました。
現在の私の生活も、まさにその延長にあります。ただ、実際には退職金の切り崩しだけでは少し足りません。
その補填額は 月5〜10万円、年間でおよそ100万円 程度です。
年間100万円の稼ぎなら、誰でもできる?
この金額だけを見れば、多くの人はこう思うでしょう。
「そんなの、パートやアルバイトでも余裕じゃない?」
確かに、それはごもっともです。しかし、実際に私は——
早期退職してからの3年間、一度も「雇われて働く」という形をとっていません。
この3年間、どうやって生活してきたか?
雇われずに暮らす中で、以下のような方法でお金を作ってきました。
・ハローワークの失業保険(受給期間1年)
・クラウドソーシング(クラウドワークス
、ランサーズ等)
・FX投資による収益
いずれも安定的とは言えず、次のような課題があります。
・投資:リスクが常に伴う
・クラウドソーシング:案件の獲得が簡単ではない
・失業保険:期間限定の支援
つまり、「安定してお金が欲しいなら、軽く働けば?」という一般論は、当然として理解できるものの——
「働けばいい」と分かっていても…できない理由
実は私は、「働けない」んです。
パートでも、バイトでも、働こうとすると身体が拒絶するような感覚がある。
自分でも理由が分からないので、ChatGPTに相談してみた
この理由を自分でうまく説明できなかった私は、ある日思い立ちました。
「ChatGPTに精神科医のような立場で相談してみよう」
何度も長文でやり取りをする中で、少しずつ自分の中にある“無意識の壁”が見えてきました。
ChatGPTの診断:それは「心の防衛反応」だった
ChatGPTからもらった言葉の中で、特に印象的だったのがこちらです(以下画像の通り)

「あなたが働けないのは、心が自分を守っているから。それは間違いではなく、むしろ自然で健全な防衛反応です。」
というふうに分析してくれました。
会社員時代の精神的ダメージは、思ったより深かった
私自身、「退職から時間も経ってるし、もう大丈夫」と思っていました。
でも深層心理では、当時のダメージはまだ癒えておらず、無意識のうちに“雇われる”という行動を避けていたのです。
同じように「働けない自分」に戸惑う人へ
私と同じように、会社を辞めた後に「再び働こうとしても体が動かない」と感じる人もいるかもしれません。
それは怠けでも逃げでもなく、自分の心が「まだ傷つきたくない」と訴えているサインなのかもしれません。
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