「早期退職」からの未来への選択肢:投資と事業の比較

投資の選択:リスクと展望

割増退職金を使い、投資の運用益で生活することを真剣に考えること・・・これは立派な仕事と考えることが出来ます。

日本人の場合、まだまだ「勤勉が美徳」という考えの人も多く、「投資で儲けるなんてけしからん」といった古い発想を持っている人も多いのではないでしょうか?

しかし日本の国力が弱り、企業も昔のように社員を定年まで雇う体力もなくなっている現在のような環境では、退職金を使って投資運用を行い、それで生活するというのは立派なことだと思います。

割増退職金を用いた投資運用は、再就職の見通しが立たなくても経済的に安定する手段として真剣に検討すべきです。

尚、この選択には、投資の戦略が必要です。ただ単に一攫千金を狙うのではなく、損失を最小限に抑えながら経験値を積むことを念頭において行うことが重要です。

コンビニ経営 vs. 金融投資:安全と危険の比較

一般的に、退職金を開業資金とし、コンビニ経営などを行うことはそれが「勤労でお金を稼ぐ努力」と見えるという点で、投資に比べて称賛されることが多いです。

ただ、実際にはこちらの方が断然リスクが高いといえるのではないでしょうか?

コンビニ経営の場合、立地場所や従業員の確保、経営ノウハウの不足など多くの課題が存在します。

長年会社員をやっていてノウハウがない場合、株やFX投資に比べてコンビニ経営のリスク度合いは高いと言えます。

株やFX投資は自分のペースで学び積み重ねられる一方、事業経営は即座に多くの責任を伴います。

場合によっては慣れないトラブルが重なって心身を病み、寿命を縮めるなんてことにもなりかねません。

このように考えると、退職金を使って何らかの事業のオーナーになることは、投資よりもはるかに危険な選択だとも考えることが出来ます。

損益の不確実性リスク管理の難しさを考えると、株やFX投資の方がより安全な道と私は考えます(あくまでも私見ですが)。

尚、投資を仕事と考えるという点については、以下のユーチューブ動画でも同じ見解が話されています(6分10秒付近で語られています)

※注) この記事は私自身の投資体験談を書き記しているものに過ぎず、投資を推奨するものではありません。

   あくまでも投資は自己責任でお願いします。