投資のリアル:含み損と向き合う
投資をする上で避けられないのが「含み損」ですね。
FXに限らず、含み損は投資では避けて通れない話です。しかし、含み損は心地よいものではありません。これが膨れ上がると不安が募ります。
たとえ戦略を立てて投資をしていても、PCやスマホの画面に大きな含み損が表示されると、不安になるのは自然なことです。
この不安を解消する方法はたった1つ。それは、持っているポジションなどの含み損が解消されるのを待つことです。
そして、そのプロセスを自ら体験することです。解消までの時間が長ければ長いほど、損切りをしなくても大丈夫だという安心感が生まれます。
私の含み損リアル体験談(直近)
ではどのくらい含み損を抱えたことがあるのか?
筆者のリアル体験をお話します。
2023年の9月末にイギリスポンド/スイスフラン(GBP/CHF)の通貨ペアで、レート1.1195付近の「買い」ポジションを持ちました。
しかしその後、このGBP/CHFペアは下落し、私が持ったポジション1.1195付近から随分離れました(最も下落したのは2023年の年末頃で、1.0635付近まで下がっています)。
ただ、2024年に入りチャートが反転し、今度はじりじりと上昇を開始。そしてついに3月1日に私の持つポジションのレート1.1195付近を超え、5か月以上かかって昨年9月末にポジションを持った際のレートに戻りました(下表のチャート参照)。
(引用:ヒロセ通商 のPCソフト内チャートより)
ただ、まだFXを本格的に始めて1年も経っていない筆者は、他の通貨ペア(米ドル/円)などで何度か損切りをしました(2023年の12月7日に日銀の植田総裁が「年末から来年はチャレンジングな年になる」旨の発言をして早期のマイナス金利解除が意識された日には1日で4円程度レートが円高方向に動き、焦ってしまったため)。
ただ、その米ドル/円のペアでも、現状は植田総裁が発言する前の円安水準に戻っており、結果的に損切りしたことに意味はなかった、ということも時間の経過とともに経験値としてインプットされました。
なので結局のところ、FXというのは短期で大きく相場が動いてかなりの含み損を持っても、それに耐えられる証拠金を預けておけば、いずれは反転してレートが戻り、損切りの必要はないと考えるのが妥当だ、と私は体験上認識しています。
FXをいつまでやるの? → 答え:一生やる
以前別の記事でも書いたことがありますが、FXは一生やるつもりです(再就職先が見つかるはずがないので、生涯現役でFXで利益を出すしかないので・・・)。
そしてこういう心境ならば、リアル体験のGBP/CHFペアの5か月間ポジションを持ったことくらい大きな問題ではないと認識が出来ます。10年、20年もやれば、どの通貨ペアも上がったり下がったりを繰り返すので、いずれは決済するだろう、という安心感にもつながります。
※注) この記事は私自身の投資体験談を書き記しているものに過ぎず、投資を推奨するものではありません。
あくまでも投資は自己責任でお願いします。