50代の再就職は難しい+ホンネはしたくない

50代の再就職事情と早期退職者の選択

「50代の転職事情は厳しい」という情報が、ネット上で広まっています。私自身も、組織に属することにウンザリして早期退職を決意し、現在は正社員としての再就職を考えていません。しかし、多くの50代が再就職に成功しているわけではないため、そのこで逆に安心感を覚えている自分もいます。

もしこのような情報がなかった場合、早期退職後に他社に転職した人たちが多数いると思われる状況では、自分がダメな人間だと思ってしまったかもしれません。しかし、そもそも50代の早期退職者を快く雇ってくれる先などほとんどない、という事実に直面してしまうと、それが仕方ないと諦めることができます。

退職金の切り崩し1本では不安

このように、50代の早期退職者は退職金を切り崩しながら、リタイア生活かセミリタイヤ生活を送ることが多いでしょう。しかし、退職金だけで生活することには不安があります。

私自身は、退職金の「割増分」だけで生活する場合、月に15万円を切り崩してもおおよそ15年間生活できる計算です。しかし、手取りの月収であった約半分である15万円という額は、家のローンを抱えている場合はさらに減ってしまいます。このため、生活費を捻出するためには何らかの方法が必要となります。

では、50代の早期退職者はどのようにしてお金を稼いでいるのでしょうか? 一つの選択肢はアルバイトです。近年では、高齢男性がコンビニで働いている光景を見かけることも多くなりました。

私自身も、タウンワークやバイトルといったネットサイトで、50代でも働けそうな業種を探してみました。探してみると、マンション管理人、タクシーの運転手、郵便局での仕分け・配達業務などが候補に挙がってきます。

ちなみにタクシー業界については、エージェントから体力的にきついと忠告されました。また、自転車ではなく原付バイクを使ってウーバーイーツの配達員として働くことは出来るか?といったことまで検討しました。

50代がアルバイトで働くことの難しさ

ただし、50代になると夏の猛暑や冬の寒さに体力的にキツく感じることがあります。そのため、私自身はアルバイトで働くことには抵抗を感じていました。

アルバイトは自分よりも年下の人に仕事を教えてもらわなければならないことが多いため、やはり抵抗があります。責任者も年下の人が多いこともあり、そのような職場で働くことを考えると、イヤな気持ちになってしまいます。

ネットを使って出来る仕事

そのため、私自身はネットを利用した仕事を選ぶことにしました。ネットを使った仕事は、組織に属さず、自分の好きな時間に仕事をすることができます。また、自分の好きな仕事を選ぶことができるため、サラリーマン時代のように上司に指示された仕事をすることもありません。

私自身は、クラウドワークスやランサーズといったネット副業サイトを利用しています。他にもビズシークなど、複数のサイトがあります。これらのサイトを活用して、自分に合った仕事を見つけることができます。

以上が、50代の再就職について考えたときに、私自身が思い描いたことです。

  1. おおよそ自分より資産を含めた人生設計もままならない人達の下で働くのはもう無理ですね。自分がやりたいライフワークならともかく、ライスワークはもう御免ですね。

    • コメントありがとうございます。
      早期退職した人の「再就職率」とかのデータが知りたいですね。
      早期退職自体がまだ近年多くの企業が始めたことで日本の国としてのデータはなくて統計が取れないのだと思いますが、自分としては早期退職して再就職していない人が60%くらいいれば、心強いなと思います。