前記事からの続きになりますが、前記事で紹介した政府の方針に対し、さっそくネットでは懐疑的な声が上がっています。
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終身雇用など日本の〝常識〟見直しへ 骨太方針閣議決定(産経新聞) - Yahoo!ニュ...
政府が16日に閣議決定した「骨太の方針」では、低成長が続く日本経済の再生に向けた改革の方向性が打ち出された。改革が進めば一つの会社で長く働き続けるといった、これまでの日本の〝常識〟も大きく変わり、国
日本はこの先どうなるのでしょうね・・・?
終身雇用が完全崩壊すれは、住宅ローンという制度自体も出来なくなるでしょう。また、その結果分譲マンションなどが売れなくなれば不動産業界も困るでしょう。
また、企業には40代以下の社員しかいなくなり、早い段階で出世できないと判断された社員は切り捨てられる・・・
ただ、やがてそのような仕打ちをされる人生なんて嫌だと思った若者は、最初から企業への就職などを考えず、自立の道を目指す・・・
結果、企業にはいい人材が集まらなくなり、日本は成長できない・・・
単純に考えてこんな流れにならないでしょうか?(笑)
個人的には定年制よりも、転職しにくい社会通念、システムを変えなきゃいけないと思います。各人が専門スキルを持って、成長分野にどんどん転職して成長を促すなどと机上の空論を言っていますが、現実は50過ぎの中高年は老害扱いで問答無用で門前払いです。保守的で変化を嫌い保身しか考えていないような社員ばかりになっていて、新しい人、方法を拒絶する会社ばかりだから人の移動が進まないのです。
それで将来が不安定になるという人は当然出てくるでしょうが、そういう人は自分の仕事を維持するためだけに仕事をしており、概して社会人になって勉強せず自分のスキルのアップデートを怠った人です。30年の住宅ローンとか、20年以上のほとんど利率のない生命保険なんてやっているのは日本だけ。特に長期の住宅ローン、意味のない新築信仰は経済的な損失が大きいので即刻潰れるべき。残念ながら日本はグローバル化の影響をもろに受ける国になってしまい、日本だけ独自路線なんて今後は無理です。