セミリタイア後の幸福な暮らし
早期退職してから約3か月半が経った頃、今までの人生で経験したことがない最も幸せな状態になっていると感じました。
特別なことが起こったわけではありませんが、会社員の時のように平日と休日を区別する必要がなく、誰にも気を使わずに穏やかに過ごすことができるようになって、「今の状態は天国だ!」と気づいたのです。
この「天国」とは、退職金を使って毎日遊び呆けているわけではありません。私は、急ブレーキをかけたように仕事をしなくなるのもアレかと思い、クラウドワークスやランサーズなどのネット副業系サイトでアルバイト的に仕事をしています。
ネットでの仕事は、24時間365日、自分の好きな時間に作業ができるので、自由な時間の使い方ができます。また、自分で仕事を選べるため、好きな仕事を選べます。作業したくない時は、しなくても良いのです。
退職金もあるため、急いで稼がなくても良く、ゆっくりと自分のペースで、将来の生活のために必要なお金を貯める計画を立てることができます。
早期退職によって手に入れた幸福感
会社員時代には、平日は会社に行き、休日も仕事のことが頭から離れず、自分の時間がなかったことを思い出します。しかし、早期退職してからは、「24時間365日すべてが自分の時間」という幸福を手に入れることができました。
普通の退職であれば、割増分の退職金がないのでゆっくりしている時間は限られ、すぐに次の仕事を探さなければならないという焦りが生じるかもしれませんが、私は割増退職金があるため、心配する必要がありませんでした。
完全なリタイアは無理かもしれませんが、セミリタイアならば可能です。これにより、クソ組織で社畜として働くことから解放され、自分の時間を自由に使えるようになりました。
これまでの人生を振り返ると、子供の頃は親や学校の管理下で、大卒後も会社に拘束されていましたが、早期退職によって、それらからも解放されました。これにより、自分の時間を謳歌できるようになったのです。
セミリタイアのメリット
早期退職によって、自分の時間を自由に使えるようになり、心から幸せを感じることができました。セミリタイアならば、お金に余裕を持ちつつ、自分のペースで働くことができるので、一度は考えてみる価値があると思います。
時間と自由の幸せ − 退職して手に入れる人生の自由
会社で出世しても、時間と自由を手に入れることはできません。
出世しても、仕事に追われることで時間と自由を手に入れることができません。
そもそも仕事に追われていれば、このような穏やかで幸せな時間があるということにすら、一生気付かないかもしれません。
さて、50歳を過ぎて誰にも拘束せずに日々を過ごせることがどれほど幸せなことか?
サラリーマン時代の晩年、死にたいほどイヤだった自分にとっては、これまで生きてきた中で最高で、恐らくこの先もこれ以上の幸せを感じることはない、と表現したいほどの幸福感です。
会社でのストレスや拘束から抜け出し、自由な時間を手に入れることができる早期退職について、私と同じような気持ちを持っている方もいるのではと思います。
それくらい、会社という組織はクソですし、経営陣や上司は最悪なのです・・・
(世の中にいい会社ってあるんでしょうか?)。
また、会社からの早期退職募集が出て、悩まれている最中にこのブログに辿り着かれた方もいるでしょう。
自分もこのような幸せを感じたいと思う方は、会社の面倒な人間関係にうんざりしているでしょうから、このような方には、思い切って早期退職を考えてみることをおすすめします。
インターネット上には、50代の早期退職に関してネガティブな情報が多く存在しています。
これらの情報の多くは、「収入が激減する」ということに焦点が当てられており、早期退職について不安を煽っています。しかし、このような情報が多く出回る理由は、そういった記事を書いている人が実際に早期退職を経験していないためだと考えられます。
現在、雑誌社や新聞社で会社員として働いている人たちは、組織に属している会社員です。
なので早期退職した後、どうういう気持ちが湧いて来るかが理解出来ないわけです。
ただし、収入が減ることは多くの人が遭遇することが想像出来るので、記事内容はお金に特化したものとなりがちです。
早期退職によって手に入れることができる、自由な時間と幸せは期間限定ではありません。
これがこの先、一生続くのです!
会社員時代のストレスや拘束から解放され、一生憂鬱な気持ちになることがないと思うと、自由な時間と幸せに満ちた人生に向けてエネルギーが湧いてきます。
数年前、会社員時代にある社員がこんなことをボソッと言っていたのを、ふと思い出しました。
その社員は足を骨折し、2週間ほど入院していたのですが、退院して出社した際に、
「あぁ~病院は楽だった。人と話しないで自分のペースで過ごせる日に戻りたい・・・」
としみじみ話していたのです。
この話からも分かる通り、会社でのストレスや拘束は、外から見たよりもはるかに強烈なものです。
そのため、会社員時代に「よくあんな場所に30年もいて、自分は壊れなかったな・・・」と思ったのは、1度や2度ではありません。