💬 この記事は、私自身が「ミセスワタナベ」という存在に興味を持ち、自分なりに調べた内容をまとめたものです。FXの専門家ではありませんので、専門的な分析記事というよりも、“面白い読み物”としてお楽しみください。
そもそもミセスワタナベとは?
「ミセスワタナベ」とは、日本人の個人FXトレーダーを海外勢が呼ぶときのニックネームです。
特に平日昼間の東京時間に取引する個人投資家層を指しており、その多くが円安方向にポジションを取るため、海外市場でも知られています。
なぜミスターでもミスでもなく、「ミセス」なのか?
この呼び名は、「平日昼間に取引できるのは主婦層では?」という海外の金融関係者の勝手なイメージから生まれました。
夫に内緒でお小遣い稼ぎをしている主婦、という像が背景にあり、「主婦=ミセス」という安易な連想で定着したと言われています。
なぜ名前が「ワタナベ」?
「ワタナベ」自体に特別な理由はなく、欧米人にも発音しやすく、日本人にありふれた名字だから選ばれたに過ぎません。
実際には「ヤマモト」や「タナカ」でもおかしくなかったのです。
ミセスワタナベの特徴
ミセスワタナベは円安方向にコツコツとベットし、スワップポイント(金利差収入)を狙うのが特徴です(チャート分析力には乏しいと海外トレーダーには思われている模様)。
そして損切りをせず、含み損を抱えても耐え続ける傾向があります。
その結果、夕方4時以降のロンドン時間に入ると欧州勢に巻き戻され、しばし含み損を抱えるパターンも多い印象です。
ただ、日本はアベノミクス以降、円安時代が続いており、ドル円で1日に2〜3円一気に円安に動く日が年に4〜5回はあります。
そのたびに、結果的に含み損が一気に解消されることが多く、「チャート分析力を磨く必要がない」とミセスワタナベが感じてしまう状況が続いているのです。
実は私もミセスワタナベだった
実は、これを書いている私自身もほんの2〜3か月前までは損切りをせず耐えるトレードをしていました。
しかし、長期の含み損による資金効率の悪さや、精神的なストレスが嫌になり、今はOCO注文を使った取引に切り替えています。
まとめ
ミセスワタナベの取引スタイルは、素朴で滑稽に見られることもありますが、その背景には日本の低金利や資産運用の難しさがあります。
面白さの中に、日本の個人投資家のリアルな姿が垣間見えるといえるのではないでしょうか?
※注) この記事は私自身の投資体験を基に書き記しているものに過ぎず、投資を推奨するものではありません。
あくまでも投資は自己責任でお願いします。

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