最近、ちょっとした気づきがありました。
私はバイトルなどの求人サイトを使って、再び仕事を探している50代のセミリタイア世代ですが、ある日応募した求人から、思わぬ“2段階応募”の流れを経験したんです。
「バイトルに載ってる求人=勤務先企業からの直雇用」だと思っていた
私が最初に応募したのは、車の洗車や回送業務のような軽作業系の求人。
週1回OKで、働きやすそうだと思って迷わず応募しました。
ところが、応募後に届いたメールのリンクを開くと、求人票にあった会社名はそのままなのに、実際にはその会社に直雇用されるのではなく、「まずは派遣会社への登録が必要」という形式だったんです。
つまり求人は派遣スタッフの募集窓口として掲載されており、いったん派遣会社に登録したうえで、そこから改めて仕事の紹介を受ける流れだったというわけです。
「派遣って若い女性の事務職だけじゃないの?」という思い込み
正直、派遣と聞いて最初は「え、自分みたいな50代男性でも登録していいの?」と戸惑いました。
というのも、会社員時代の自分の部署には何人か派遣社員がいましたが、すべて20〜30代の女性で、入力作業や庶務といった事務職が中心だったからです。
だから「派遣=若い女性が短期的に働くもの」といった印象がずっと残っていたんですね。
でも実際には、今回登録した派遣会社(名前は伏せます)では、私のような50代男性でもまったく問題なく登録でき、週1でもOKとのこと。しかも、
実際に1件、短時間の回送バイトに繋がりました(7,500円ほどの収入)。
ちなみにこの派遣会社は、登録もすべてインターネットで完結し、面接などもありませんでした。
登録後はメールで仕事紹介が届き、自分がやりたい案件があれば応募。
応募後に女性オペレーターから電話があり、2〜3点質問を受けて簡単な確認を済ませると、その場で選考。
採用されればメールで通知され、あとは当日現地に向かうというシンプルな流れでした。
一方で、近日面接予定の別の派遣会社は、応募後に「まずは面接にお越しください」と電話で案内されました。
こちらは登録=即仕事紹介ではなく、しっかりと面接を経てからの紹介という形式のようです。
このように、「派遣」と一口に言っても、会社によって登録〜仕事開始までのプロセスはかなり異なります。
完全にオンラインで完結するところもあれば、従来型の“面談→紹介”というスタイルを採用している会社もあります。
最初は少し戸惑いますが、慣れてくると「この会社はこういう仕組みなんだな」と理解できるようになります。
調べてわかった「派遣という働き方」は今や多様化している
調べてみて分かったのですが、実は2015年の労働者派遣法の改正により、それまで”専門職中心”だった派遣の制度が見直され、事務以外の業務や年齢層の幅広い人材にも門戸が開かれるようになったそうです。
昔は「派遣=大手企業の一般事務」という構図が強く、職場見学や“実質面接”のような形で複数の候補者から1人を選ぶ、という流れもよく見られました。
実際、私自身も会社員時代にそういった“派遣面接”に立ち会ったことがありました。
派遣会社の担当者が付き添ってきて、3~4人の女性候補の中から1人を選んだ記憶があります。
でもそれは、今となっては法的にグレーな行為とされ、現在では“見学”や“業務説明”の形に留めるようになっていますし、特に軽作業系や単発の派遣バイトでは、面接すらなくすぐに働けるケースも多いようです。

今の派遣は「気軽に働きたい世代」にこそ向いている?
実際に登録してみて感じたのは、「これはむしろ私たち早期退職やセミリタイヤした50代男性こそ使ってみる価値があるのでは?」ということです。
もちろんフルタイムでガッツリ働きたい人には向かないかもしれませんが、
- 週1〜2回だけでいい
- 短時間でサクッと働きたい
- 少しでも外に出て社会とつながりたい
という方にとっては、派遣登録というルートは案外“穴場”かもしれません。

まとめ:最初は「え?」と思ったけど、使ってみると便利だった
バイトルで求人に応募したら、その先に派遣登録が待っていた——
こう書くとちょっと回り道のようにも思えますが、結果的には仕事にもつながり、週1回程度のペースで無理なく働けそうなルートを得られました。
「派遣=若い女性」というイメージをまだ持っている方も多いかもしれませんが、今はもうその常識は変わってきています。
あくまで私の個人的な体験ですが、同世代の方にとって何かの参考になれば幸いです。
コメント
ずいぶんと世間知らずですな。
あり得ねー、その歳でそんな世間の取引、実務知らんて。いままでのサラリーマンでの仕事、世間知らずの会社やな。
恥ずかしいレベルだから、そんな世間知らずの話し書くな。
派遣って女性の事務員?って、あんた平成の人。
コメントありがとうございます。
仰る通り、私は世間知らずでした。
ただ、噓書いても仕方ないのでホントに知らなくて事実を書いたまでです。
平成の人?いやいや、たぶん私は昭和の人です。