今回、私は単発の回送バイトに初挑戦してきました。
場所は「A営業所(多忙)」と「B営業所」間の移動で、レンタカー会社の車を拠点間で運転して移動させるという業務です。
仕事内容は非常にシンプルで、「指定された車を安全運転で拠点まで届ける」というもの。
移動は社用ハイエースでのドライブからスタート
当日はまずA営業所に集合。そこからバイト4人がハイエースに乗せられ、社員さんの運転でB営業所まで向かいます。
約1時間20分程度の移動中は、運転手の方次第で雰囲気は変わるものの、会話は適度にあり、静まり返った感じはありませんでした。
行く前は「自分だけ50代で浮かないか?」と心配していましたが、実際には全員同世代で驚きました。
業務内容は本当にシンプルだった
現地に到着したら、それぞれが別の車に乗って三々五々A営業所へ戻るだけ。
これを2往復行いました。
少し驚いたのは、アルコールチェックも免許証確認もなかったこと(前日にTEL確認はありましたけど)。
早い話「安全運転してくれればそれでけでOK」という、超スタンスが徹底されている感触を受けました。

自由度も多い「ゆるめバイト」
出発のタイミングも車の準備が整い次第とバラバラで、どの車がどこを走っているのか、会社側も詳細には把握していない様子。GPSもついていないようです。
途中、コンビニでの小休憩もOKとのこと。さらに、ETCカードを渡され、高速使用もOK、渋滞なら下道に下りるのもOKという、かなり自由度の高いバイトだと感じました。
注意点は高速道路と車種の違い
とはいえ、高速道路は普段乗り慣れていないと少々怖いです。
まわりのトラックなどは非常に速い。
しかもレンタカーなので、自分の車ではない分、車種ごとに操作が違うのも少し困りました。
サイドブレーキ、サイドミラー、ナビの操作方法などが車によって異なり、乗車前に戸惑うこともあります。
給油や拠点作業も一部あり
回送後、営業所に戻ってから給油作業も頼まれました。
近所のスタンドに行って専用のクレジットカードで満タン給油するだけですが、営業所の社員さんたちはかなり忙しそうで、こちらの動きに細かく目を光らせるような余裕はない印象でした。
なぜ50代が多いのか?
この日来ていた他のバイトも全員50代前後。
若い方には「社内での雑談付きドライブ」や「知らない車を1人で運転する」こと自体が苦痛に感じるのかもしれません。
正直、若い人がこの仕事をやったら「もういいや」と1回で終わる気がします。

デメリットは「時給の安さ」
今回のバイトの時給は1,100円以下でした。
内容が単純なぶん、報酬も抑えめなのかもしれません。
そのため、個人的には「週3〜4日、1日7〜8時間の継続勤務は少々しんどい」と感じました。
ただ、「週1回」や「月に3回程度」ならば、ドライブ気分で気晴らしになるちょうど良いバイトだと思います。
車運転系バイトの中では最もシンプル
車を使うバイトには、佐川急便や大型トラックの長距離輸送、ウーバーイーツ、郵便配達など様々ありますが、
この回送バイトは最もシンプルです。「とにかく安全に、車を指定の拠点まで届けるだけ」。
昔は時間制限があったようですが、現在は「法定速度厳守・安全運転」が最優先されているようです。
従って今回私が従事したパイとの「運転のみ」という仕事内容だけを見れば、特にブラックとは感じませんでした(業界全体や社員の働き方までは分かりませんが……)。
まとめ:たまにやるには悪くない
このバイト、定期的にやるには体力や単調さでキツくなるかもしれませんが、「たまにやる分にはアリ」です。
何よりも、サラリーマン時代のような理不尽な指示もなく、「普通のことを普通にこなせばOK」というバイトは、会社員時代の仕事と比べると心が断然ラクでした(笑)。
コメント
お疲れ様です。
50代のシニア男性が活躍する場はありますね。
私の住む大阪では、関西万博関連やUSJで頑張っておられる方も多くおられるようです。
その気になれば、まだまだ仕事は見つかるということですね!
コメントありがとうございます。
単発でも働くと、何気ない会話で情報も得られることが分かりました。
1つのパターンとして、単発で何度か同じ仕事で入り、自分に合いそうならばそこを定期のバイト先とする、ということも珍しくないようです。
この場合、雇い主側とも顔見知りになって、「定期的にウチで働きませんか?」と誘われることもあるようです。
単発で体験できればいいですね。
今はバイトのアプリもたくさんありますし、バイト探しには困らないです。
私も3年程前にバイトをしたきりなんですが、この間、最低賃金も上がり人材が流動的になった気がします。シニアも活躍できる余地はありますね。
正社員での再就職は難しくても、アルバイトの求人は非常に多くなった印象がありますね。
コンビニなどは店先にバイト募集の貼り紙があったり求人サイトで応募したりと、80~90%くらいの割合で求人が出ている印象です。
「シニア歓迎」と書かれているお店も近年は増えましたね。