早期退職後のお金の作り方 その1

早期退職し、家のローンなどもなくなって完全リタイヤ出来る場合には、お金の作り方を考える必要はないでしょう。

ただ、このブログに辿り着いた多くの方は私と同じく、「セミリタイヤ」という形になっていて、細々とでも月にお金を得ないと精神衛生上よくない状況かと思います。

従って、今回は私が早期退職してから数か月間にやった(今も継続中)お金の作り方、についてお話ししたいと思います。

尚、私は早期退職後、今に至るまでの数か月は、会社員時代のような「雇われ」の身で働いたことはありません。

雇われずに働く簡単で最適な方法はクラウドソーシングの利用

お金を作った方法の1つめは、クラウドソーシングです。

クラウドソーシングとは、一般的には「不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す(ウィキペディアより)」という定義になっていて、在宅で「ネット完結」して働けるメリットがあります。

なのでアルバイトのような時給制ではなく、個々の仕事に応じた単発の報酬を得られるというスタイルで、自分のペースで行うことが出来ます。

私が利用している主なサイトは、「クラウドワークス 」「 「ランサーズ」 」の2つです。

これらのサイトには、様々な仕事の依頼案件が出ているのですが、私は「ライティング」のみを行っていました(ライティングしか出来るスキルがないため)。

ちなみにライティングというと難しく聞こえるかもしれませんが、砕けて言うと「作文」です。

なので、新聞社などでライター経験がなくても何とかなります。

私も会社員時代は新聞社など、出版関係の仕事とは全く無縁でしたが、そんな状態でもライティングで副業の小遣い稼ぎが出来ていました。

クラウドソーシングは未経験から自分のペースで仕事が出来る

クラウドソーシングの定義が、「不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す」ということで、これも最初は何だかややこしそうに聞こえるかもしれませんが、実はさほど敷居が高いものではありません。

「タスク」(=「課された仕事」「小さな仕事の単位」などの定義)というスタイルだと、今から登録し、すぐに仕事をすることが出来ます。

ちなみにクラウドソーシングで仕事を発注している依頼主ですが、これが企業なのか個人なのかは、はっきりしません。

ただ、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングの場合、依頼主が誰なのかはあまり気にする必要はありません。

依頼主と仕事をするワーカーの間に、クラウドワークスやランサーズが入ってお金のやり取りを仲介しているため、報酬はこれらクラウドワークスやランサーズを通じて支払われます。

従って、仕事を納品したのにお金が支払われないという心配は不要です(管理料みたいな感じで、クラウドワークスやランサーズが手数料を取っています)。

また、ライティングの場合、案件は誰でも出来て、専門知識不要のものがたくさん出ています。

例えば、「映画○○ の感想を300字程度で募集します」、といった感じのタスク形式の仕事もあります。

これならば、自分が見て面白かったり感動した映画の感想を書くだけです。

ちなみに300文字というと原稿用紙1枚半程度の文字量になり、最初は「自分は子供の頃、作文が苦手だったからなぁ・・・」と、尻込みする方もいるかもしれません。

しかし 自分の詳しいジャンルや事柄ならば、300文字なんて目をつぶっても書けます。頭で考えるより、やってみれば意外に簡単なことが分かります。

最初は単価も安くて大きな儲けにはなりませんが、こういったネット系のクラウドソーシングは、コツコツとやって自分のペースが掴めると、稼ぎ方のコツも分かってくるという利点もあります。

私は会社員時代に経験した「組織という場所の煩わしさ」で、雇われるということに嫌悪感を持つようになったので、クラウドソーシング系ならばそんな懸念なく働けて、非常にありがたく思っています。

個々の仕事は細かいですが、単発での「契約」みたいな形ですし、自分で出来そうなものから始められるので、最初は下手でもやっていれば徐々に形になってくるものです。

ライティング以外にもプログラミングや動画編集などの仕事もある

また、私はライティングしかやっていませんが、プログラミングや動画編集など、クラウドワークスやランサーズには、ライティング以外のジャンルでも非常に多くの案件が出ていますので、自分の得意分野があれば、早期退職後に細々と稼ぐことが可能です。

また、最初は単発の「タスク」というスタイルで仕事をし、慣れてくれば「プロジェクト」という形で仕事をすることもおすすめです。

「プロジェクト」とは、特定の依頼主から継続的に仕事をもらうというスタイルで、現在、私は月に約3万円程度稼げるプロジェクト契約を1件だけ行っています。

これだけでも年間36万円が見込めるので、セミリタイヤした身としては大きいです。

ちなみに私が契約させて頂いているプロジェクト記事のジャンルは、超娯楽系サイトの定期的な更新記事で、難しい内容は問われないものです。

また、早期退職前に在籍していた会社での業務内容とは、全く関係がない分野です。

自分の持っている知識+ネットで少し調べる程度で書けるジャンルなので、精神的負担はほとんどなく仕事をしている感覚です。

尚、プロジェクト形式の場合は最初に「テストライティング」を行う依頼主が多いですが、このテストライティングでも少ないながらお金をもらうことが出来ますので、せっかく書いたのにお金がもらえなかった、などといったこともありません。

私は「クラウドワークス」「ランサーズ」の2つのサイトを主に使っていますが、ランサーズは最近「タスク」の仕事案件が数年前に比べて減っており、大半が「クラウドワークス」からの報酬を得ている形になっています。

また、「クラウドワークス」「ランサーズ」以外にも、「Bizseek 」というクラウドソーシング系のサイトもあります。

いずれも登録費などは一切無料のため、登録も気軽で簡単です。

今回は、早期退職後のお金の作り方の手段の一つとして「クラウドソーシング」について書いてましたが、これはいわば「労働」にあたります。

ただ、早期退職後にお金を作る方法としては、「労働」以外にも手段はいくつもあります。

なので、これからも「お金の作り方 その2」「その3」・・・と、不定期になりますが別の記事でそれらも順次紹介していきたいと思います。

  1. ありがとうございます。
    何か書くことがしてみたいなと思っていたのですが、今までそう言う経験が一切なく、何をすれば良いかも知りませんでした。
    ちょっとチャレンジしてみたいなって気になりました😁

    • コメントありがとうございます。
      ネットなので、発注元の相手に本名を知られずに仕事が出来る点もあり、気軽に始められると思います。
      私は会社員時代、文章を書く仕事とは全く違う業種だったので、最初の頃(4~5年まで)は文章構成もめちゃくちゃで、「起承転結」なども全く意識せずに始めましたが、それでも何とかなっていました。