早期退職後のお金の作り方 その3

治験への参加

早期退職者が、時間が自由になるという点が大きな強みで、そんな強みを生かしながらお金を作れるのが、「治験」です。

治験とは「臨床試験のうち未承認や適応外の医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる試験」(ウィキペディアより)のことを意味します。

要は、この試験をされる側の人間として応募し、そのお礼として謝礼をもらえるというものです。

もっと砕けて言うと、試験を受ける我々が「モルモット」になる、といえば分かりやすいかもしれません。

ちなみに、脱毛やメタボ、健康食品、アトピーやニキビまで、治験募集のジャンルはかなり広いので、自分が安心感を持てる物だけ応募するのがおすすめです。

(登録するだけならタダです)。

治験のお礼はかなり高額

この治験ですが、名目は「ボランティア」になっています。

ただ、ボタンティアと言っても無償ではありません。申し込みをし、指定先まで足を運んで試験をするわけですから、謝礼を頂くことが出来ます。

ちなみにこれは「労働によって得たお金」にはなりません。

また、額が「ン万円」など、かなり高額なのが魅力です(治験の規定上、詳細はお話出来ませんが、私も10万円を超えるモノに応募した経験があります。この時は事前の検査の段階で対象者から外れてしまいましたが、登録しているので頻繁に案内メールが来るので参加出来そうなものがないか随時チェックしています)。

治験は平日に行われることも多く早期退職者にはうってつけ

この治験が早期退職者にとって相性がいいと感じるのが、平日に実施されることが多いという点です。

言うまでもありませんが社畜として会社に時間を拘束されている身ですと、様々な治験業者に登録はしたものの、日程が合わなくて断念、ということが大半になってしまいます。

ただ、そこは24時間365時間フリーとも言える我々早期退職者には何の障壁もありません。

それでいて謝礼が多いとなれば、自分が参加出来る条件の治験ならば進んで参加することはやぶさかではない、というわけです。

「治験」で社会貢献した気持ちにもなれる

治験に参加するメリットとしては、精神的な部分も上げることが出来ます。

それは、自分が治験の参加者になることにより、社会貢献が出来ていると思える点です。

もし内臓系の新薬の治験などに抵抗があるような場合でも、例えば薄毛のAGA系や、生活習慣病モニター程度ならば精神的負担は軽めと言えるのではないでしょうか。

自分が治験に参加したことにとってAGAの新薬が認可され、そのおかげで将来的に薄毛に悩む方の役に立つと考えれば、治験のメリットはお金だけでないことも分かります。

つまり、自分が治験者になることは、社会的意義も高いということになるのです。

しかも謝礼がもらえて、それがかなりの高額・・・

お金を「労働」で稼ごうアルバイトやパートに行っても、50代の早期退職者はバカみたいな低い時給で雇われるのが一般的と言われています(そもそも、面接で落とされることも多いのが実情)。

また、歳下の人間に気を使って仕事を教えてもらうなど、肩身の思いもしなければならないでしょう。

それに比べれば、治験は社会貢献が出来て、しかも報酬までもらえるのです。