再就職を頑なに拒む心境が変化したきっかけ
50代の筆者が再就職を考えるきっかけになったのは、AIツールのChatGPTを知ったことでした。
これまで、仕事というのは自分が嫌だと思った労働条件の下で働かなければならない、という考え方が長年染みついており、再就職を拒んでいました(当ブログでも再就職を拒む理由は過去に何度も書いてきました)。
しかし、ChatGPTの出現により、考え方が大きく変わりました。
自由に働けて、しかも拘束時間も少なく、便利なAIツールを使って働ける会社があれば、働きたいなという気持ちも湧いてきました。
ただし、再就職といっても、基本在宅勤務可能な会社で、出勤は週1回や月に2度などの会社があればという話ですが・・・
自分にあった再就職先とは?
根っからの怠け者である筆者は、効率が悪い働き方はもう2度とやらない、と決めています。
極論を言うと、身を削って時間を切り売りして安い単価で雇われて働かされ、そうしないと生きていけないようならば、死んだほうがましではないか?とすら思うようになりました。
なので、旧態依然の会社やブラック企業に入社することなんてことはサラサラ考えていません。
逆に、ChatGPTをはじめとしたAIツールを積極的に使っている会社ならば、派遣や契約でもいいと思っています。
現在、自宅で情報収集やブログ執筆などの活動をしている筆者ですが、どこかの会社に入社すれば若い社員の方などから多くのAIに関する知識を学べるメリットがあると感じているのも、再就職を頑なに拒む心境が変わってきた理由です。
それでもなお、やはり50代早期退職者の再就職は難しいだろう
筆者は、50代そこそこで早期退職を促されたため、再就職は無理だろうと思って期待はしていません。
要はリストラされた人間で、在籍していた会社からは遠回しに「あなたはこの先の当社には不要です」と言われたような人間ですので、無能人間なのです(笑)・・・・
しかし、月に10万円程度の収入があれば何とかこの先、生活出来るメドはあるので、AIツールを使いこなすことで再就職しなくても収入を得る方法を日々模索しています。
そもそもChatGPTのような超スーパーツールがこの世に出現したことは、自分が稼ぐことうんぬん以上に、日々さまざまなAIツールを使うこと自体が非常に楽しく、これからの将来に大きな希望も感じます。
もし自分が早期退職せず、今も尚退職前の会社で働いていれば時間的・精神的な余裕もなく日々精神的にしんどく働かされていたはずです。
そのような日々の意味のない仕事をさせられて忙殺された状況だと、このようなAIツールの凄さを認識することは出来なかったと思いますので、ホントに早期退職して良かった、とつくづく思います!
※意味のない仕事についての考察では、下記ツイッター記事が面白かったです
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こんにちは
ひまやりさんの心境の変化に驚きました。良い再就職先が見つかるといいですね。頑張ってください。
コメントありがとうございます、
昨年早期退職した時まさかこんなスーパーAIが登場するとは思ってなかったです。
また、仮に昨年辞めていなくても、こんなツールが出来た以上さらに多くの企業が早期退職を実施するでしょうから、尚更去年辞めておいて正解だったなとも思っています。
こんばんは
何でも決めつけなくていいんでしょうね。人の気持ちは置かれている状況や環境でどんどん変わっていくものでしょうし。やってみないとわからないことばかりですからね。変節が批判されることはありますけど、決してそんなことはないと思います。一度しかない人生なんですから何でもありですよね。特に我々早期リタイアした者は、ダメ元でいいじゃないですか。
コメントありがとうございます。
AIの進化の究極の目的は、「全人類の幸福に寄与することだ」と書いている文章を最近目にしました。
そもそも、人間の仕事の大幅な削減なんて、その最たるものですね。
去年まで意味のないことを会社でやっていたことがホントにばかばかしく感じている今日この頃です。
せっかくこの世に登場した子のようなスーパーツールを利用しない手はなく、全人類の幸福に寄与する方向に向かうならば、それならば再就職はアリかな、と心境が変わってます。
ただ、そうはいっても多分50代に都合のいい求人なんてないですよ(笑)・・・
こんにちは
ひまやりさんが仰るように、50代に都合のいい求人はなかなかないですね。私も面接を受けてもなかなか採用までいかないです。働いても働かなくてもどっちでもいいので、呑気に構えてますけど。それが相手に伝わるんでしょうかね(笑)。
コメントありがとうございます。履歴書を書いたり実際に面接に行かれる行動力と度胸は凄いですね(笑)。
私は恥ずかしいしまた組織に入るのが怖くて、人前で自己紹介なんて今更出来ないです・・・
前の会社の紹介で世話になっている早期退職支援会社の資料をさっき見返すと、「離職後3か月以内に再就職活動をされた方の約85%が、半年以内に再就職を決められている」と書いてありますが、ネット情報やリタイヤ王子さんのお話を聞いていると、85%ってホントか?と疑いたくなりますね(笑)。
こんばんは
含蓄に富むコメントありがとうございます。私は早期退職する時に、妻にも「また働くのなら辞めない」と言っていた程で、勤労収入なしで資金計画も立てていました。それが本当に良かったと思っています。これが月10万円程でも勤労収入をあてにして辞めていたなら、目もあてられません。50代の早期退職者が月10万円程の仕事に就くのでも、簡単ではない気がします。
コメントありがとうございます。
ユーチューブを見ていると、辞めた後に「どうせまたすぐに仕事に就くから・・・」という理由で、これまで頑張ってきたご褒美的な感じで短期間で散在した方の動画も多いですね。ただ、いざ再就職活動するとどこも雇ってくれない現実を知り、お金が減っていく状況を自虐的に配信している方もいて、見ていると「ならばお金を使わない方法考えれば?」とツッコミを入れたくなる時もあります(笑)。また、そういう方の話を聞いていると謎も多いです。株やFXの投資はろくに研究せずに「これは上がりそうだ」「今回は下がる」などの裁量トレードをしていたり、中には退職して乗る機会は減るはずなのに車を買い替えている方もいます。リタイア王子さんのようにきちんと資金計画立てて辞められた方は立派ですよ。
ありがとうございます。
実は早期退職する時点では、投資信託の運用益をあてにしていました。それが去年の秋頃からマーケットの雲行きがあやしくなって、メンタルも疲弊してきましたので、急きょ路線変更し、個人向け国債一本で超安全運転することにしました。もし路線変更していなかったら、半年で400万円弱の評価額ベースの資産を減らしてしまうところでした。今の立場では4,000万円ぐらいのダメージがありますね。背筋がゾッとします(笑)
コメントありがとうございます。
投資信託ってそんなにリスクがあるんですね・・・。私は知識ないのですがお聞きしていると怖いです。
岸田さんは投資を国民に促すと言ってましたが、知識なしで始めたら損する人がたくさんいそうですね。
私も確定拠出年金の関係で、意志に反して無理に運用さられている投資分がありますが、それについても元本350万円が3か月経っても19,000円しか増えていません。最大130,000円くらいプラスになっていたのを一時期確認しましたが、乱高下に一喜一憂するとしんどいですね(笑)。
こんにちは
乱高下に翻弄される毎日は本当に辛いですよ。一喜一憂してはいけないと言うものの、私は退職金の3倍程を運用していましたので、基準価額が10円下がるだけで 25万円の評価損でした。逆もしかりですが。今は使った分しか減りませんから、気が楽です(笑)。
コメントありがとうございます。
増やすことも大事ですが、投資は逆に元本割れでマイナスになるのが怖いですね。マイナスになれば何もせずに寝かせていてプラマイ0の方がいいわけですし・・・(笑)。
コメントありがとうございます。
ひまやりさんの仰るとおりです。
早期リタイアして稼げなくなると、いかに損をしないかですね。投資で儲けられたらいいですが、損をしている人の方が圧倒的に多いわけです。貯蓄から投資へと政府は煽っていますが、とても無責任な気がしてなりません。もっと国民が安心して資産を増やせる政策を考えてほしいですね。
コメントありがとうございます。
そうですね。政府に期待したいですがどうなんでしょうね・・・(笑)。
ちなみに今回の低所得者層への一律3万円給付、我々50代無職はもらえるのでしょうか??
コメントありがとうございます。
住民税非課税世帯が対象ですので、私は頂けると思っています。去年1年間収入がなかったので、令和5年度は住民税非課税世帯になります。
ひまやりさんはいかがでしょうか?
自治体の判断で3万円を減額して対象を拡げることも可能らしいですが。
コメントありがとうございます。
私は昨年途中まで在職していたので、3万円の対象かは微妙かもしれません・・・
ただ、3万円ってあり得ないほど少ないですね。
我々国民はバカにされている気がします!
今日このブログを発見し、ブックマークさせてもらいました
私は5昨年0代半ばでリストラされてセミリタイア状態になっていますが、正社員の再就職は諦めてパートを見つけて働き始めました。体力、気力がすっかり衰えたので週5日勤務の正社員の仕事に受かってももう働けないと思っています。
時間に余裕があり時間に追われることがない、誰の命令も説教も聞く必要がない、嫌な人とつきあわなくていい、休みたい時に休める、毎日十分に寝て昼寝も出来るという生活に慣れるとサラリーマンには戻れないです。何か非雇用で収入を得る方法がないか探している毎日です。
コメントありがとうございます。
パートは見つけられて、実際に働かれているのですね。
それだけで行動力が凄いと思います!
私は昨年早期退職した際、離職前の会社から紹介された再就職支援会社(CMでもよく聞く大手さんです)での最初のオリエンテーションの説明の際に、「再就職にあたっては皆さん20回~30回落ちられるのはごく普通です。履歴書の書類選考すらなかなか通らないですが、我々はそんな皆さんが再就職できるまで全力でお手伝いします」と聞かされた時点で再就職への意欲が完全に0になりました。
今さら30回も落ちるなんてメンタルが崩壊すると思ったのと、そんな苦労して入った会社がブラック企業だったら何の意味もないと思ったからです。
それ以来、ネットで稼ぐ手段を勉強中ですが、今話題のChatGPTなど、AIツールの登場で大いに救われた気分になっているのが現状です。
私は年齢x2件応募しろと言われて、1.8倍くらいまで応募してダメ。パートも10件以上応募してやっと受かったところです。資産が十分あるなら再就職活動はしないほうが良いと思います。勉強になることもありますが、世間で50代無職独身男性が置かれている厳しい立場を思い知らされれます。いろんな業界の闇を見て、自分はそんな業界にすら相手にもされないというのはきつい。勉強になりましたが、しなくていい経験だと思います。事前にこの状況がわかっていたら再就職活動はしなかったでしょう。いやな思いしか残りません。
パートは今後やった方がいいのかを判断するためにやっています。非雇用の仕事を探したいですがアイデアがありません。
コメントありがとうございます。
正社員とパートの合計で100社くらい応募されたってことですよね?
実際はそのくらい酷いんですね・・・
働こうにも雇ってくれる先がないと、失業保険が切れた後は退職金の切り崩ししか手段がなくなりますね。年金給付はずっと先ですし。その結果、私が行きついた思考が日本維新の会さんも選挙公約に掲げていたベーシックインカムで、これを何とか導入して欲しいという気持ちになりました(当ブログでも何度も記事にしています)。
我々早期退職者だけでなく、若い世代の方でも低賃金で雇われて生活が苦しい方がいるので、ベーシックインカムで救われる人が今の日本にはたくさんいると思います。
ネットでライティングの記事案件をやっていても、募集が出た瞬間に取り合いのようになっていてすぐに仕事がなくなります。
多くの方が稼ぐ手段に困り、汲々としているのを日々感じています。
今後AIや自動化でまともに暮らせる給料の仕事は減っていき失業者が増えるのが、日本のみならず世界の潮流となると予想しています。そうなるとベーシックインカムが有効ですが日本でそれが出来るかですね。
何とか自分で稼げるようになりたいもんです。
自分でなってみて分かりましたが、国と企業の責任は大きいと思いますよ。
会社員時代、晩年は人員が減って補充がなく多忙で、日々忙しさで忙殺されていました。
今考えるとどうせ50代になってお払い箱になるなら、せめて40代になった時点から自分で稼げるスキル(今の時代はネット副業から)を身に付けるために、有休を上限いっぱい使って時間を作っておきたかったです。また、平日も一切残業せず、退職時に一人で稼げるスキル磨きに使うべきでした。
しかしそんなことを考える余裕すら会社は与えてくれず、50歳になったら早期退職で我々を追い出しました。そこから自力で稼ぐ手段を自分で身に付けようと私はずっとやってますが、1年やそこらで自力で稼げる術が身につくものではないです。
ちなみに企業が業績不振で人員削減しなければならないのは、日本がこの30年成長しておらず、国内での売り上げが伸ばせないからです。なので国にも責任があると思っています。
応募しても採用されない現状、我々50代がどうやってお金を作ればいいかを指南しないにもかかわらず、年金支給年齢までお金をもらえないとなれば、我々早期退職者はどうすればいい?って感じですよね・・・。この歳から実家に戻って、親の年金で食べさせてもらえとでも言うんでしょうか・・・?
ちなみに機械化が進んで人がいらなくなる理屈は分かるので、結局ベーシックインカムでお金配ってくれないとどうしようもないという考えに私は行きついています。
ベーシックインカムがあれば、時間をかけてネットで稼ぐ勉強が出来ますし、仮に失敗しても最低限ベーシックインカムで毎月収入があればなんとかなるという安心感があります。この点も、維新の会の大阪の吉村知事もユーチューブで話していましたので、早急に実現して欲しいです。
私はエンジニアでしたが、地方の工場は今危機的な人手不足で現場が回らなくなっていると聞きます。若手を雇っても皆すぐ辞めてしまう、給料は良いが深夜残業夜勤休日出勤当たり前じゃ続かないです。そのしわ寄せが中高年社員に来て体壊して徐々に離脱しているとか。現場では50代でも来て欲しいが、上層部は相変わらず若手しか採用を許可しないのでどうしようもないですね。
今至る所で人手不足が叫ばれていますが、どこも安月給で働き文句を言わない若手しか望んでおらず50代はパートでもお呼びでないです。私は運送会社、介護、オフィス警備、工場作業、食品仕出しなどのパートは落ちました。
しばらくは手持ち資産をモニターしつつ、金を稼ぐ手段を考えるしかないです。難しいですけど。
コメントありがとうございます。
現場が人手不足なのは同感です。私も退職直前はまさにそのような環境にいて、逃げ出さなければメンタルがやられそうでしたので。
そのような状況だったのに、会社は早期退職者を募り、私を含めて何人か辞めましたので、その後残された社員に降りかかった業務不可は相当なものだったと思います(一切会社の人間とは会わなくなったので、その後の状況は聞いていませんが)。
50代おじさんさんのご経験は貴重だと思います。運送会社、介護、オフィス警備、工場作業が人手不足なのは、私もバイトルなどの求人情報でたくさん求人広告も見ました。運送業界に至っては通販需要の増加で明らかに人出が足りてないと思われるのに、それでも我々50代は落とされるんですね・・・。私は人間関係がもう嫌だったので、一度も面接の履歴書すら送ったことがないですが、お話を聞いて何もしなくてよかったと感じます。
パートの状況は地域差があるようです。私は首都圏の新興住宅地に住んでいますが、主婦、学生が多いので中高年にパートは回りません。いくつか工場もありますが、大きめの工場の求人は派遣会社が牛耳っていて個人で応募はあまりありません。派遣会社はピンキリですが、50代半ば男性だと仕事を紹介されないか、夜勤、重労働などの仕事を紹介されます。良いパートを探すには複数の派遣会社に登録し、パート先で人脈を作って美味しいバイトの輪に混ぜてもらうのが必須だそうで、パートでそこまでやる気も能力もないのが本音ですね。
運輸業界は会社により人気に差があり、自宅近くのヤマト運輸は主婦学生に人気で50代男性はコネでもない限り受からないと言われました。
コメントありがとうございます。
本来は50代おじさんさんが自身の経験で得たような情報を、再就職支援会社が持っておくべきなんだと思いますが、実態はそのようにななっていませんね。
ちなみにもし今、私自身が経営者だとしても50代の早期退職者は雇わないと思います。
人を雇って使う側もい今の日本の状況からすれば高い賃金は出せなのので、安月給でも文句も言わず(それが普通だと諦めているか知識がない)に募集してきてくれた若い人や主婦のパートを雇うのは当然だと思います。
なので我々を雇ってくれと強く思う気持ちはサラサラないですが、そういう状況に置かれた早期退職者に対するセーフティネットが社会で整っていないのが大きな問題だと思います。ここまでの考えに至るまで退職後約1年かかりましたが、現状、稼ぎたくてもそもそも場所がない・・・ならどうすればいいの?と答えを誰かに教えてほしいと思っています。
転職については、自分が経験したものが他の人でも当てはまるのか私にはわかりません。他の人はどうなのかというのを知りたいですね。自分が悪いのか、自分が住んでる地域が悪いのか、地方都市や田舎に行けばマシになるのか?親を看取ったら実家を売って地方都市に移住予定なので地方の状況を知りたいです。軽いパートはしたいという気持ちがあるので。
早期退職者は割増退職金を貰えて悠々自適というのが一般の人達のもつイメージなんでしょうね。マスコミで報じられる早期退職は大企業ばかりだから、良い条件で辞めてうらやましいと思っている人が多いんじゃないかと。だから、「早期退職したら地獄だった」みたいな記事が受けるんでしょう。早期退職して金に困っても、50代までに十分な資産を築かず辞めるお前が悪い、自己責任だ!と思ってる人が多いのかなと感じます。(私これ何人かに実際言われました。)
コメントありがとうございます。
50代おじさんさんが知人の方に実際に言われた「自己責任論」ですが、以前にこれについて「日本は冷たい社会だ」と話している方がいたのを思い出しました。私も自己責任と発言する人は寂しい人だと思い、今は付き合いを辞めています。
そもそも、我々日本人は「基本的人権」がすべての人に憲法で保障されていて、最終的には収入がなくなっても飢え死にしないような社会体制になっています。ちなみに「50代までに十分な資産を築かず辞めるお前が悪い」と仰っている方は、おそらく十分な資産がないから今も現役で働いておられるのではないでしょうか?ならばその方は、恐らく今の日本の現状(給料が上がらない)だと資産は築けないでしょうから、65歳や70歳になっても労働という苦痛に縛られて生きていかれるのではないでしょうか?(笑)