仕事が減ることが「恐怖」だという発想は貧困である
AIの進化が進む現代、仕事の自動化やロボットによる生産性の向上が進んでいます。
この状況において、「自分の仕事がなくなるのでは？」という不安を持つ人々がいます。
しかしながら、ＡＩによって仕事が減ることが「恐怖」だという発想は、貧困的思考に基づくものであり、今の時代にそぐわないものだと言えないでしょうか？
AIによって仕事が減少したことで、人々が新しい自由な時間を手に入れることができるようになり、より豊かな人生を送ることができる可能性があります。
洗濯機や電子レンジの例に学ぶ
洗濯機や電子レンジが初めてこの世に登場した時、世の中の主婦の方は「自分たちの仕事がなくなる」と恐怖を抱いたでしょうか？
それらの発明品が我々の生活をより豊かにしてくれて、自由な時間を得られたことは言うまでもありません。
同様に、AIによって自動化されて仕事が減った場合にも、人々は自分の好きなことに時間を使い、生きがいを見つける時間もたくさん得られることになります。
下記ツイートの問いかけが、的を得ていると思いますが・・・
仕事をすること以外に人生の喜びを見いだせない人々
人々が「仕事の減少」を「恐怖」する理由の一つに、仕事をすること以外に人生の喜びを見いだせない人々が多いことが挙げられます。
彼らは、仕事を通じて自己実現を感じたり、社会的地位を得たりしている場合があります。
しかし、人生は仕事だけではありません。
AIの進化によって、人々は新しい趣味や活動を見つけることができ、より充実した人生を送ることができるでしょう。
収入不安にはベーシックインカムが効果的
「仕事の減少」による収入不安は理解できます。ただ、そのことで人間の何倍も効率よく働いてくれるAIを取り入れないのは的外れだと言えます。
機械化すれば済むスーパーのレジ打ちのような仕事をいまだに多くのパート従業員がやっているのは、ＡＩを導入するよりも安い時給で募集すると、働くことを求めて人が集まってしまうからです（これはホリエモンさんも自身のユーチューブチャンネルで何度も話しています）。
言い換えると、「単純労働における人間の労働力はもはやＡＩ以下になっている」ということが言えないでしょうか・・・？
これは、素直に我々人間は認めるべきだと思います。
AIによって自動化された仕事が増える一方で、新しいビジネスモデルやサービスが生まれる可能性もあります。
例えば、AIの開発・保守を行う人々が増えることで、新たな就職先が生まれるかもしれません。
また、収入不安を解消する方法として、ベーシックインカムが効果的であると考えます。
ベーシックインカムによって、人々は生活の安定を保障され、新しいチャレンジや自己実現に向けた活動を自由に行うことができます。
AIによって生まれる「自由な時間」を楽しむ
現代社会では、生活物資や基本的なサービスは行き届いた状態であり、AIによって仕事がなくなった人々が、これ以上不要な仕事を作り出す必要はありません。
ベーシックインカムによって生活の安定が保証された人々は、自由な時間を活かし、新しい趣味やスポーツ、文化活動などに取り組むことができます。
彼らが独自に編み出した文化・芸術・文明・発想などが、社会全体を豊かにすることに繋がるかもしれません。
AIによって生まれる「自由な時間」を楽しみ、より充実した人生を送ることができるようになることを、私たちは前向きに考えるべきです。
