早期退職して気づいた違和感:日本ってホントに人手不足?

リアルな話、人手不足ってホント?

最近、よくメディアで「人手不足」って言葉を聞きますね。

しかし実際はどうなんでしょうか?

私が早期退職してから再就職支援会社のお世話になっていた時に感じた違和感がずっと頭に残っています。

長年のサラリーマン経験のアピールなど意味なし

再就職支援会社で「長年サラリーマンとしてやって来られた方は、その実績が大きな強みになります」と言われました。

しかし現実はその言葉は全然当てはまりません。

その支援会社から一度も求人オファーも来ないし、ハローワークからもきません。

ちなみにハローワークで失業保険の認定を受けていた際、毎回提出する書類の下段に、「公共職業安定所または地方運輸局から自分に適した仕事が紹介されればすぐに応じられますか?」という欄があり、毎回「応じられる」にチェックを入れて書類を出していました。

しかし私が失業保険を給付してもらっている間(約9か月)、オファーはただの一度も来たことはありませんでした。

企業って本当に人手不足なの?

本音のところ、企業ってホントは何が欲しいのでしょうか?

「人手不足」とは言いつつ、求めているのは安い時給でも文句を言わずに働くパフォーマンスのいい若い人やパート勤めの人、さらには外国人労働者ではないでしょうか?

長年会社員をやっていて社会のゆがみなどを分かっている早期退職者は、雇う側にとってはちょっとめんどくさいのでしょうね・・・。

再就職支援会社の言い分はナンなの?

つまり再就職支援会社が「長年サラリーマンとしてやって来られた方は、その実績が大きな強みになります」と言ったのは、全然当てはまらないのが実態と思います。

長年会社員としてやってきた経験って、逆に再就職の障害になるのでは??

このあたりがとてもモヤモヤします

なのでメディアの言う「人手不足」と、実際の労働市場の状況って、実はかなり違う気がします。

昨今、様々な会社が早期退職という名のリストラを敢行しており、労働経験の豊富な40~50代は日本には今たくさんいます(多分その多くが定職がなく、暇な時間を持て余しているかと思います)。

従って猫の手でも借りたいくらい人が足りなければ、「早期退職者の方大いに歓迎!」なんて募集広告も出るはずですが、そんな募集要項は見たことないですね(笑)。