早期退職後の再就職成功率はどのくらい?
会社都合で早期退職し、約2年が経過した私が今一番知りたいデータは何か?と聞かれれば以下のように答えます。
「早期退職後、再就職に成功した確率(パーセンテージ)はどのくらいなのか」
ちなみに何を持って成功とするかには定義が必要かと思います。
再就職の成功をどう定義するか?
これについては、
・「再就職先の給与が前職の30%減までで収まっている」
・「身分は正社員、もしくは契約社員(アルバイトは除く)」
・「再就職後、最低3年はその職場にとどまることが出来た」
の3つの条件が満たせたことを定義としたいです。
さて皆さん、これらを踏まえて再就職に成功した方がどのくらいいるか想像出来ますか?
私の感覚では、5%もいないのでは?と思います。いや、実情はもっと少ないでしょうかね?
もしこの記事を読まれている方の中に民間の調査会社やマスコミの方がいらっしゃれば、一度これについてデータを取ってもらえないでしょうか?
50代の再就職、実際の厳しさとは?
早期退職前を思い出すと、私自身も50代の転職事情について詳しくありませんでした。
一般的に「50代の転職はキツイ」と言われていた程度のことは知識としてありましたが、ではリアルに再就職できる確率はどの程度なのか?といった数値的な知識は知りませんでした(そもそも、そういった客観的なデータを示してくれているマスコミの記事がない)。
ただ、実際に自分が辞めてみて同じように早期退職した方が発信しているユーチューブ動画やブログなどをたくさん見ているうちに、「まともに再就職できている人なんていないんじゃないの?」というふうに思う気持ちが猛烈に強くなりました。
再就職支援会社の効果に疑問
会社都合で早期退職した場合、会社が再就職支援会社を紹介してくれることがあります(私もそうでした。支援会社への登録費も退職前の会社負担)。
ただ、今思うとそういった支援会社を利用しても、私が「再就職の成功」と定義した上記の3つの条件を満たせた方はほぼいないんじゃないのか?と感じます。
再就職先は決まった、しかし会社に馴染めず、わずか3か月でそこを辞めてしまった、なんてパターンがザラではないかと思うのです。
ちなみに早期退職された方が発信しているユーチューブ動画をたくさん見ましたが、正社員や契約社員はおろか、アルバイトでさえまともに続かないといった事例も多く動画が投稿されています。
こういった「50代早期退職者の再就職事情はホントに厳しくて、まともな仕事などない」ということを私自身が完全に理解出来るまで、期間は早期退職してから1年くらいかかりました。
再就職が難しい現実から見えてきた結論
その結果、幾ばくかの収入を得る手段としては、株やFXなどの投資しかないなという結論に至ったわけです。
尚、このような「本当の50代の転職事情」につき、世の中でもっと報道して欲しいと最近強く思いますね。
再就職支援会社に行くと、いかにも「あなたの再就職先探しを全力でサポートします!」的な雰囲気も感じたのですが、如何せん世の中に50代でリストラされた人間を欲しがっている会社などほとんどないのが実態です。
つまり、再就職先を探す活動というのは、「当たりくじの入っていないくじ引き」をさせられているのと同じ?とも言えるのではないでしょうか(笑)・・・。
ちなみに再就職支援会社が一生懸命リストラされた人間に寄り添う(寄り添ったフリをする)のは、退職前の会社がたくさんの社員を登録して登録料が入っているから、というのが背景ではないでしょうか?(私の私見ですが・・・)。
※注) この記事は私自身の投資体験談を書き記しているものに過ぎず、投資を推奨するものではありません。
あくまでも投資は自己責任でお願いします。
はじめまして。2010年代初頭に40代で会社都合で追い出しをくらったものです。
再就職支援会社は登録者の再就職が決まると(支援会社経由でみつけた再就職でも登録者自身でみつけた再就職でも)その時点で成約、契約終了、退職前の会社から成約金を受け取れるというような話をきいております。真偽の程は定かではありませんが、寄り添うのは成約金を入手する為なのではないかと思われます。
なおその後はハズレくじの人生をずっと送っております💦
はじめまして。
コメントありがとうございます。
退職前に同時期に退職する社員の大半が支援会社に登録していたので、自分も当時は先のことが右も左もわからずに不安だったので登録しました。
社員を辞めさせる会社側も、退職金を出してはいさようなら、とは体裁上出来ないでしょうから、クッションとして支援会社に元社員を丸投げしてるように感じます。
約半年間支援会社と繋がっていましたが、3か月を過ぎた頃からはZOOMの面談が月に1度(約10分)、支援会社主催のセミナー(ZOOM参加月に2度)となり、ハローワーク申請で必要な月2回の就職活動にカウントしていただけ、という状況でした。